乳房再建術とは?

乳房再建術とは、乳がんの治療等により失われた乳房を再建する手術をいいます。 このページでは、将来のリスクに対する備えとしてがん保険や医療保険などへの加入をご検討中の方へのご参考資料として、乳房再建術についてその概要をまとめました。


【1】 乳房再建術の種類

乳房再建術は再建の方法により、大きく以下の2種類に分類されます。

◆ 自家組織を使う方法(筋皮弁法)
患者自身の他の部位(背中や腹部など)の皮膚、皮下脂肪、筋肉などを移植して再建する方法です。
この方法は、平成18年より、健康保険による保険診療が認められるようになりました。
ただし、次に述べる人工乳房を使う方法に比べて、乳房以外の部位の手術も加わるなど、患者の身体的負担がその分大きく、入院期間や元の生活に復帰できるまでの期間も相対的に長くなるとされています。

◆ 人工乳房を使う方法(インプラント法)
シリコンなどの人工物を挿入する方法です。
上述の自家組織を移植する方法に比べて、体に与える負担が小さく入院期間も短くなるとされています。
2011年2月現在、人工乳房は厚生労働省の認可が得られていないので、この方法による再建の場合、費用はすべて自己負担になります。
また日本では、保険診療と保険外診療の混合診療が認められておらず、部分的にも保険外診療を含む医療を受ける場合は、同時に受ける保険診療に相当する医療も原則として全額自己負担になりますので、特に、乳がんの治療と乳房の再建を同時におこなう場合には、保険診療の適用について注意が必要です。


【2】 乳房再建術にかかる費用(人工乳房、インプラント法の場合)

2011年2月現在、健康保険の保険外診療となる人工乳房、インプラント法による乳房再建術等について、インターネット上に公開されているその費用を調査いたしました。
その結果を表1に紹介いたします。

表1: 人工乳房による乳房再建術等の費用
人工乳房による乳房再建術等の費用


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